競馬新聞は、大きく分けて2種類存在します。
①スポーツ新聞の競馬部門
②競馬専門新聞
競馬新聞を利用する多くの方はこの①②のどちらかを利用していることが多いです。
競馬新聞は何を使えばいいかわからないなぁ
値段で良し悪しがあるのかな?
このような方のために、競馬新聞の基本からおすすめの使い方まで詳しく解説します。
この記事でわかること
・競馬新聞の素晴らしさと弱点
・スポーツ紙と競馬専門誌のメリットとデメリット
・競馬新聞のおすすめ使い方
どちらの競馬新聞も使用した経験のあるちゃんわが競馬新聞の素晴らしさやおすすめを紹介していきます!
競馬新聞の素晴らしさと弱点
競馬新聞には素晴らしい点と、弱点が存在します。
それぞれ解説します。
競馬新聞の素晴らしい点
競馬新聞の素晴らしい点は以下の6点です。
競馬新聞の素晴らしい点
・500円以下の低価格で購入することができる
・コンビニに並んでおり、買ってすぐ予想に取り掛かることができる
・競馬記者が直接仕入れた情報に触れることができる
・馬柱と呼ばれる表の過去のレース情報を見ることができる
・持ち運びが容易で競馬場に出向く際には重宝
・紙の媒体だから、その場で書き込み・メモができる
コンビニで購入でき、低価格。持ち運びが容易でその場で書き込みができるという最強の素晴らしさを兼ね備えているのが、この競馬新聞です。
競馬場に行くと持っていない人は居ないくらい、ほぼ全員が新聞片手に予想しています。
競馬新聞の弱点
競馬新聞の素晴らしい点について取り上げましたが、当然弱点も存在します。
それが以下4点です。
競馬新聞の弱点
・馬柱が近5走分までしか見れない媒体がほとんど
・陣営のコメントや、作戦コメントが一部しか見れない
・書き込んだり、メモした内容を未来に残しにくい
・スポーツ紙だと当日の有力馬にフォーカスする傾向があり、意識が偏りがち
紙媒体という新聞の特性上、すべての情報を網羅することは不可能です。
スポーツ新聞なら競馬以外のニュースも記載されていますし、専門紙でもページに限りがあります。
紙面の都合もあってすべての情報を完全に掲載することはできませんので、一部になってしまいます。
また、競馬場に持ち運びやすくその場で書き込みができる反面、レースが終わるとゴミ箱行きになってしまうことがほとんどです。
せっかくメモした内容を後から見返すことができにくい点が残念なところです。
また、スポーツ紙は、売上も大切ですので、重賞レースの有力馬(人気馬)の特集が大きくなりがちです。読む方はどうしても意識が偏りがちになる点も難しいですね。
スポーツ紙を取るか、専門紙を取るかでも見ることのできる内容は大きく変わります。
競馬新聞の種類
次に、競馬新聞の種類について解説します。
①スポーツ新聞の競馬部門
コンビニに毎日並ぶスポーツ新聞です。
週末になると新聞の内容が競馬メインになり、1面には大きな文字でその日の担当記者の重賞本命馬の名前が載っています。
普通の新聞と同じで紙質は薄いですが、1面はカラーで表示されており、当日の重賞を予想するには十分な情報が記載されています。
重賞については、情報がしっかり掲載されており、有力馬に関する特集記事がある場合もあります。
値段は140~150円程度。基本的に全レースの馬柱が掲載されています。
しかし、紙面の都合もあり平場のレースは馬柱が過去2,3R分しか載っていないものもあります。
また、調教タイム情報も直前の追切のみのものが殆どで、もう少し情報がほしい方にとっては少し物足りないかもしれません。
各新聞社とも、よく予想が当たる記者やメディアにも多く出演している看板記者が予想を公開しています。
お気に入りの記者の予想を見たい!という方にはおすすめです。
スポーツ紙は朝刊です。基本的にはレース当日の朝にしか手に入らない点が少々難点です。
地域(東京近郊)によっては前日の夕方~夜に手に入る場合もありますが、前日から予想したいという方にとっては少し入手が遅くなる可能性があります。
メリットデメリットをまとまると次のようになります。
メリット
・140~150円で購入でき安価
・重賞の予想をするには十分すぎる情報量
・重賞の有力馬の特集を見ることができる
・各新聞社によって看板記者がおり、その方の予想を見ることができる
デメリット
・紙面の都合上重賞以外の平場レースでは馬柱が少々少ない
・こちらも紙面の都合上、調教タイムが直前追切分しか掲載されない
・朝刊のため、基本的にはレース当日の朝にしか手に入らない
・紙質が普通の新聞同様薄く、競馬場で開くと風などで破れ易い
スポーツ新聞は安価でお手頃価格のため、とりあえず重賞予想だけしたい!という方にはとてもおすすめです!
②競馬専門紙
次は、競馬専門紙です。
競馬専門紙は、スポーツ紙と違い毎日販売されているのではありません。
金曜日のレース前日から土日の間コンビニや売店に並びます。
基本的には平場レース(未勝利戦も新場も含めて)すべての馬柱が詳細に網羅されています。
スポーツ新聞には紙面の都合で掲載されなかった調教タイムが、中間の時計から直前追切まですべて掲載されています。
その他記者のおすすめレースや調教で目に止まった馬の紹介コラムなど馬券検討に役立つ情報が至るところに散りばめられています。
重賞以外にも平場のレースもしっかり予想したい!という方にはおすすめです。
料金は470~500円でスポーツ紙と比べると少々高めの値段設定です。
それでも高いと感じないくらい情報量は多いです。
レース前日の夕方ごろにはお店に並び始めますので、前日からゆっくりレースの予想をしたいという方にはおすすめです。
紙質がスポーツ紙に比べてしっかりしており、競馬場に持ち込んで立ちながら予想したり書き込んだりするには非常に便利です。
メリットとデメリットをまとめるとこのようになります。
メリット
・レース前日から販売されており、前日から予想に取り掛かることができる
・重賞だけでなく、平場レースの情報もしっかりと掲載されている
・調教タイムの情報が中間追切から全て記載されている
・新聞の至るところに小さなコラムが有り、馬券検討に役に立つ
・紙質がしっかりしており、立ったまま予想したり書き込んだりできる
デメリット
・スポーツ新聞に比べて少々高い
・情報量が多いため、初心者にとっては少々難しい
競馬初心者にとっては少々難しいと思いますが、ある程度新聞が読めるようになり、スポーツ新聞だけでは物足りない!と感じる方は競馬専門紙にチャレンジしてみると良いかもしれません!
おすすめはどっち?
結論から述べると、競馬をどのくらいするかというところでおすすめは変わります。
どのような方におすすめなのか、説明します。
スポーツ新聞をおすすめする方
スポーツ新聞をおすすめする方は以下の5点のいずれかの当てはまる方です。
スポーツ新聞がおすすめの方
・初心者の方
・毎週重賞だけ予想する方
・競馬新聞に割けるお金があまりない方
・当日の朝からの予想で十分間に合う方
・お気に入りの記者がスポーツ紙にいて、その方の予想を参考にする方
初心者の方には安く購入できて、重賞予想をするのに十分な情報量があるスポーツ新聞をおすすめします!
特に上の2つに該当する方はスポーツ新聞をおすすめします。
競馬専門紙をおすすめする方
競馬専門紙はスポーツ紙よりも情報が多いので、このような方におすすめです。
競馬専門紙がおすすめの方
・スポーツ紙に慣れて、物足りなくなった方
・重賞以外の平場レースも予想したい方
・レース前日から予想したい方
・調教タイムを予想のファクターに入れる方
平場も予想するなら、スポーツ紙では情報足りないと思います。
また、調教タイムを見て予想したい方にとっては、この情報は非常に大切です。
スポーツ紙も専門紙も新聞社ごとにそれぞれ特徴が異なります。
いろいろな新聞を試してみて、お気に入りの新聞を見つけると愛着が湧いてきて楽しいですよ!
競馬新聞のおすすめ使い方
最後に、ちゃんわが考える「競馬新聞おすすめ使い方」について説明します。
競馬新聞の中でも個人的にめちゃくちゃ役に立つと考えているポイントを3点お伝えして、その理由をお教えいたします。
①調教欄の高点数馬は要チェック。激走の可能性あり
②スピード指数を侮ることなかれ
③予想印のポツン◎には要チェック。それなりの理由があり、大穴演出の可能性も
まず前提として、競馬新聞の記者は実際に直接調教を見てタイム計測をしたり、関係者に直接インタビューをして情報を集めています。
①調教欄の高点数馬は要チェック。激走の可能性あり
新聞に掲載されるデータや数字だけでは語れない、関係者微妙なニュアンスや馬の見た目の印象など競馬ファンが見ることのできない情報を持っているということです。
②スピード指数を侮ることなかれ
競馬新聞社が新聞作成の際に使用するデータは膨大な量です。その蓄積された膨大なデータから新聞社独自で作り出された指数の中には非常に精度の高い計算式で算出された指数も存在します。
③予想印のポツン◎には要チェック。それなりの理由があり、大穴演出の可能性も
各レース人気どころに◎や○の印が集まりがちですが、たまに誰も印を回していないような馬に◎印が打たれている場合があります。
各記者はインタビューする馬や関係者の担当という制度があります。記者がその担当の厩舎関係者と仲良くし、取材をする中で「一番いい状態だ」とか「万全の体制だ」など関係者が自信満々な発言をしているときは、担当記者は人気がなくても◎を打つ事があるのです。
そういった関係者の生の声を印に反映している場合があるのでポツン◎というのは要チェックです。
最後に
今回は競馬新聞のスポーツ紙と専門紙のメリット・デメリットとおすすめの使い方について、説明しました。
ぜひ、自分のお気に入りの競馬新聞を見つけて競馬場に足を運んでみてくださいね!
以上、ちゃんわでした!
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