コラム 初心者向け

【競馬予想法】レース条件を把握する確認ポイント

コラム

このページでは、競馬予想法における「レース条件」の確認ポイントをわかりやすく解説します

ちゃんわ
ちゃんわ

競馬初心者の頃は、この確認ポイントをしっかり頭に叩き込んで競馬予想をやっていたよ!

こんな疑問に答えます

競馬初心者です!

競馬予想はまずは何から初めたらいいの?

  • 競馬予想で最低限確認すべきレース条件は?
  • レースって1日に何Rあるの?
  • クラスって何?
  • スプリンターとかステイヤーって何?

競馬初心者によくある疑問に、この記事で解説します

順番に読めば、レース条件を抜けなく確認することができます!

ちゃんわ
ちゃんわ

わからない用語は補足説明を入れてわかりやすく解説します!

最低限確認しておきたいレース条件は以下の5点です!

①競馬場

②レース番号・クラス

③レース条件

④芝・ダート

⑤距離

順番に解説していきます!

競馬場について

中央競馬には日本全国で10箇所の競馬場があります

北から札幌競馬場、函館競馬場、福島競馬場、新潟競馬場、東京競馬場、中山競馬場、中京競馬場、京都競馬場、阪神競馬場、小倉競馬場です

この内、東京競馬場、中山競馬場、京都競馬場、阪神競馬場で行われる開催のことを中央開催と呼びます

それ以外の競馬場で行われる開催のことをローカル開催と呼びます

1年間でこの10箇所の競馬場をローテーションしながら開催が進みます

大体1日に2~3場で開催されています

また、競馬場によってレースの周回方向が異なります

東京競馬場は左回りに対して、中山競馬場は右回りだったり競馬場ごとに特徴が異なります

競馬場と回り

レース番号

基本的に1場あたり1日12レース開催されます

競馬場ごとに午前10時頃~午後4時30分頃まで約30分間隔でレースが行われます

2~3場で開催されるため、1日あたり24~36レースが実施されます

また、1日に2~3場で開催されるため、各競馬場で同時にレースがスタートしないようにレース間の発送時刻を5~20分程度ずらして予定されています

基本的には午前中の3~5レースが未勝利戦、午後からは1勝クラスなどの条件戦が行われます

また、基本的に11レース目がメインレースと呼ばれる1日で一番大きいレースが開催されます

重賞と呼ばれるレースもこの11レース目に組まれることが多いです

ある日の3場開催日の進行表

レース条件

JRAではレースごとに出走資格や負担重量を決定しています

年齢や性別、獲得賞金などを基準にして出走できるレースに制限を設けています

こうすることで能力の近い馬同士のレースが実現したり、能力差がある馬が出走する場合は馬ごとに負担重量を変えてハンデ戦としてレースを開催することができます

レース条件にはいくつかのパターンがあります

馬齢限定戦

JRAでは基本的に2~3歳から競走馬としてデビューします

一般的には4~6歳で競走馬として能力のピークに達すると言われています

JRAでは2歳限定戦3歳限定戦3歳以上限定戦4歳以上限定戦といった馬齢区分で開催されます

5月の最終週の日本ダービーの次週の6月から新馬戦が始まり、2歳馬がデビューします

新馬戦は世代限定で行われ、年が明けるまでは2歳新馬戦、年が明けてからは3歳新馬戦と呼ばれます

4歳以上の競走馬は古馬と呼ばれます

3歳後半から3歳以上限定戦、翌年から4歳以上限定戦として開催されます

馬齢の数え方
馬齢の数え方は、誕生日に関わらず生まれた年を0歳と考え、年が明けた1月1日に全馬1歳歳を取ります

基本的に1~6月に生まれる競走馬が多く、3~4月生まれが一番多いと言われています

クラス

JRAでは、レースの着順によってもらえる収得賞金の額によってクラスと呼ばれる分類をされます

クラスは以下の6種類

JRAのクラス区分

新馬は未出走馬限定、未勝利は1度も勝利していない馬限定、1~3勝クラスは文字通り勝ち数限定のレースです

オープンは3勝クラスを突破した馬が出走できるクラスで、重賞と呼ばれるレースもオープンに属します

格下のクラスへの出走はできませんが、格上のクラスへの出走は可能です

クラス階層ヒエラルキー図

クラスに在籍する競走馬の数も、クラスが上がると少なくなってきます

重賞に出走できる競走馬はごく少数だということです

負担斤量

斤量(きんりょう)とは

斤量とは、レースに出走する競走馬が背負う重量のこと

騎手や馬具を含めての重さになる

負担斤量を条件にするレースは以下の4パターンがあります

ハンデ戦

同じクラスに在籍している馬でも、近走の成績・これまでの成績・能力に応じて、実力上位の馬には重い斤量、実力下位の馬には軽い斤量を設定するレースです

この斤量はハンデキャッパーと呼ばれる人たちが決定します

レースが行われる週の月曜日に決まることが多いです

このハンデは実力上位と下位の馬の差をできるだけ小さくする効果があり、かなりの混戦が考えられます

荒れるレースの代表ともよく言われます

別定戦

性別と馬齢を基本に斤量が決められます

そこから賞金や実績によって斤量を上乗せして最終的な斤量が決定されます

オープンレースにG1馬が出走したりするとハンデ戦並みに斤量差が付く場合もあります(オープン以上のレースは、オープン馬ならどの馬でも出走できるため)

定量戦

性別と馬齢を基本に斤量が決められます

別定戦と異なり賞金や実績により斤量追加がありません

例えば、牡馬は57キロ、牝馬は55キロで統一されたレースがあります

馬齢重量戦

2歳戦と3歳戦のみで実施されているレースです

馬齢と性別で斤量を決定するが、時期によって基本的な斤量が定められています

これは年齢の浅い馬が徐々に斤量に慣れさせたり、成長途上の馬にいきなり重い斤量を背負わせることがないようにする方法だと考えています

性別と時期別の負担重量表

その他レース条件

その他の主なレース条件を紹介します

牝馬限定戦

文字通り牝馬のみ出走できるレースで牡馬・セン馬は出走できません

条件戦では牡馬と牝馬の力差がある場合も少なくなく、牡馬混合戦→牝馬限定戦の出走で成績を大きく上げる馬もいます

このような条件変わりで成績が一変する馬もいるため、レース条件の確認はかなり重要です

芝・ダート区分と距離について

芝コース・ダートコース

中央競馬のレースには大きく分けて芝コース、ダートコース、障碍(しょうがい)コースの3種類のコース区分があります

芝コースとダートコースでは求められる適性・能力が異なり、芝のG1でどんなにたくさん勝つ馬でもダートのレースに出たときにたくさん勝てるかどうかは未知数です

そのくらい芝コースとダートコースでは求められる能力が違います

例えば、芝コースはある程度のスピードが求められますが、ダートコースではスピードよりもパワーが必要であると言われることもあります

馬ごとに芝コースに適正があるのか、それともダートに適正があるのか、実績はどうか

などなど、予想をする際にはこのようなことを考えなければいけません

距離

レースごとに走る距離が異なります

中央競馬では1000m~3400mの距離のレースが存在し、競走馬の適性によって、得意な距離や守備範囲の距離が異なります

~1600mのレースを短距離戦、~2200mのレースを中距離戦、2400m~のレースを長距離戦というように区分することもあります

レース距離と主なレース

まとめ

最後に、今回紹介したレース条件を把握するためのポイントをおさらいします

①競馬場
 →どの競馬場?右回り?左回り?

②レース番号・クラス
 →どのレベルの馬が出走するの?何時発走なの?

③レース条件
 →ハンデ戦?負担斤量は?

④芝・ダート
 →スピードが必要?パワーが必要?

⑤距離
 →何m走るの?スプリント?マイル?

最低限、以上のことを把握できれば競馬予想がもっと楽しくなるはずです!

是非実践してみてくださいね!

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